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外壁塗装をDIYする前に知りたい5つの失敗例|自分で塗る範囲と注意点

ホームセンターなどで塗料や道具を購入しやすくなり、
「外壁の気になる部分だけ自分で塗れないかな?」
「少しの剥がれならDIYで補修できそう」
と考える方もいらっしゃると思います。
手の届く範囲の状態確認や、無理のない範囲での清掃など、ご自身でできるメンテナンスもあります。
ただし、外壁塗装は単純に塗料を塗れば完成するものではありません。
下地の状態確認、洗浄、補修、塗料選び、塗装方法、乾燥時間など、さまざまな工程が仕上がりに関係します。
そのため、場所や症状によっては、DIYで補修した後に改めて処理が必要になり、かえって対応が難しくなることもあります。
今回は、外壁を自分で塗る前に知っておきたい代表的な失敗例を5つご紹介します。
失敗例1|汚れや劣化の上からそのまま塗る

外壁の表面には、砂ぼこりや苔などの汚れだけでなく、劣化した古い塗膜やチョーキングによる粉状のものが残っている場合があります。
こうした状態を十分に確認せず、そのまま上から塗料を塗ると、新しい塗料の密着性に影響する場合があります。
その結果、
・塗膜が剥がれる
・膨れが生じる
・仕上がりにムラが出る
などにつながることがあります。
「色あせてきたから上から塗れば大丈夫」とは限りません。
塗装前には、外壁の状態に応じた洗浄や下地処理を行うことが大切です。
失敗例2|ひび割れを塗料だけで隠してしまう

外壁にひび割れを見つけると、
「上から塗料を塗れば目立たなくなるのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、ひび割れは大きさだけでなく、発生している場所や形状、周辺の状態などによって対応が異なります。
表面に見られる細かなひび割れであっても、すべてが同じ原因とは限りません。
塗料だけで覆ってしまうと、時間が経ってから再びひび割れが見えてくることもあります。
特に、同じ場所でひび割れを繰り返している場合や、外壁材の欠け・浮きなどを伴っている場合は、DIYで塗る前に状態を確認してもらうと安心です。
失敗例3|外壁に合わない塗料を使ってしまう

「外壁用」と表示された塗料でも、すべての外壁に同じように使用できるわけではありません。
住宅の外壁には、
・窯業系サイディング
・モルタル
・金属系外壁
・ALC
など、さまざまな種類があります。
さらに、現在の外壁にどのような塗膜が残っているのか、下塗り材が必要なのかなども確認する必要があります。
色が好みに合っていても、その外壁材や既存の状態に適した材料とは限りません。
塗料を選ぶ際は「何色にするか」だけでなく、「どの素材に使えるのか」「下塗りは必要か」「既存塗膜との相性に問題がないか」なども確認しましょう。
失敗例4|部分補修した場所だけ色や艶が違って見える
外壁の一部分だけをDIYで塗ったところ、
「そこだけ色が違って見える」
「補修した部分だけ艶が目立つ」
ということがあります。
同じ色番号に近い塗料を選んだとしても、既存の外壁は年月とともに色味が変化している場合があります。
そのため、新しい塗料を部分的に塗ると、周囲との違いが目立つことがあります。
また、
・塗料の種類
・艶の有無
・塗装する回数
・塗り方
・外壁表面の状態
などによっても仕上がりは変わります。
特に道路側など目につきやすい場所では、補修した部分だけがかえって気になることもあるため、見た目を重視する場合は注意が必要です。
失敗例5|DIY補修で元の劣化状態が分かりにくくなる

意外と注意したいのが、DIYで補修したことで、もともとの劣化状態を確認しにくくなるケースです。
たとえば、
・剥がれた部分の上から別の塗料を塗る
・ひび割れを補修材で広く覆う
・シーリングの上に別の材料を重ねる
などを行うと、後から施工店が確認した際に、
「もともとどこまで傷んでいたのか」
「どのような材料が使われたのか」
を判断しにくくなる場合があります。
すでにDIYで補修している場合は、施工店に隠す必要はありません。
いつ、どの場所を、どのような材料で補修したのかを伝えておくと、その後の状態確認や施工方法の検討に役立ちます。
DIYで行いやすいのはどこまで?

では、外壁まわりで自分でもできることはどの程度なのでしょうか。
比較的取り組みやすいのは、
・地面から安全に確認できる範囲の目視チェック
・外壁の劣化状況を写真に残す
・状態に合わせた軽い清掃
などです。
ただし、清掃についても外壁材や塗膜の状態によって注意が必要です。強くこすったり、無理に汚れを削ったりするのは避けましょう。
一方、
・高い場所の塗装
・足場が必要な場所
・広範囲の剥がれ
・塗膜の膨れ
・状態が判断しにくいひび割れ
・大きなシーリングの切れや隙間
・外壁材の反りや欠け
などは、無理にDIYで補修しない方が安心です。
特に脚立などを使った高所作業は転落につながる危険があるため、安全面を優先しましょう。
高圧洗浄機を使う場合も注意

家庭用の高圧洗浄機を使って、外壁の汚れを落としたいと考える方もいるでしょう。
しかし、近距離から強い水圧を当てると、既存の塗膜や外壁材に負担をかける場合があります。
また、シーリングの状態が劣化している場所や、ひび割れがある部分では、水が内部へ入り込む可能性もあります。
「強い水圧で洗えばきれいになる」とは限らないため、外壁の状態を確認してから使用することが大切です。
DIYと業者依頼は「作業範囲」で考えましょう
DIYがすべて避けるべきというわけではありません。
定期的に外壁を観察したり、地面から確認できる範囲の変化を写真に残したりすることは、住宅のメンテナンスを考えるうえでも役立ちます。
大切なのは、
「自分で塗れるか」だけで判断しないことです。
次の3つの視点から考えてみましょう。
① 原因を確認できるか
単なる色あせなのか、塗膜の劣化なのか、外壁材そのものに問題があるのかなど、見た目だけでは判断しにくい場合があります。
② 安全に作業できるか
高所や足場が必要な場所では、仕上がり以前に安全面への配慮が必要です。
③ 失敗した場合に対応できるか
塗料選びや下地処理を間違えると、その上から改めて施工する際に追加の処理が必要になる場合があります。
この3点に不安がある場合は、無理にDIYを進めず、施工店へ相談する方法もあります。
こんな症状はDIY前に相談しましょう

次のような状態が見られる場合は、自分で塗る前に一度専門業者へ相談してみましょう。
・広い範囲で塗膜が剥がれている
・外壁が膨れている
・ひび割れの状態が気になる
・同じ場所でひび割れを繰り返している
・シーリングに大きな切れや隙間がある
・外壁材が反っている、欠けている
・雨水の浸入が気になる
・どの塗料を使えばよいか判断できない
これらは表面を塗るだけでは対応できない場合があります。
無理に塗る前に状態を確認しましょう
外壁塗装のDIYでは、塗る作業そのものよりも、
・下地処理が十分でない
・ひび割れの状態を確認せず塗る
・外壁材に合わない塗料を使う
・部分補修の色や艶が周囲と合わない
・元の劣化状態を分かりにくくしてしまう
といった点に注意が必要です。
手の届く範囲の確認や無理のない清掃など、ご自身でできることもあります。
一方で、広範囲の塗装や劣化補修、高所作業などは、外壁の状態を確認したうえで方法を決めた方が安心です。
ペイントホームズでは、外壁の状態を確認しながら、塗装が必要な場所や補修を優先した方がよい場所などをご案内しています。
「ここだけ自分で塗っても大丈夫?」
「以前DIYで補修した場所も見てもらえる?」
といった場合も、お近くのペイントホームズまでお気軽にご相談ください。
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